Enet-RとEnet-Sの相違点は?
Enet-SはEnet-Rシリーズの後継機種です。
動作仕様はほぼ同じですが、相違点は以下の通りです。


型式 Enet-S Enet-R
電源 ユニバーサルAC電源内蔵 ACアダプタ
入力電圧範囲 AC85V〜AC264V AC100V(ACアダプタ)
シリアルコネクタ Dsub9ピンオス Dsub25ピンメス
寸法(mm)※1 W162×H31×D118 W120×H30×D189
重量 約590g 約610g
RS232Cバッファメモリ 入出力10Kbyte 入出力96Kbyte
RTS/CTS 選択可能 常に有効
RoHS指令 対応 非対応
無償保証期間 5年 1年

※1ゴム足は含む。コネクタなどの突起物は除く。

EnetシリーズのIPアドレス等の設定はどのように行いますか?
Enetシリーズは、RS232Cポートを使い通信条件の設定を行います。(シリアルの機種のみ)
EnetシリーズとパソコンをRS232Cケーブルで接続して、パソコン上のターミナルソフトより各種設定を行います。
設定はプログラムモード状態に入り対話式で行います。
設定例:B=9600とキーボードより入力後にEnterキーを押すと設定が行われます。
一度設定した設定値は、不揮発性メモリに記憶されますので、電源を切っても保存されます。
また、機種によってはtelnetloginで設定が可能です。

どのようなイーサネット機器と接続実績がありますか?
UNIXマシン、WindowsNT、Windows98、WindowsXP等との接続実績があります。

イーサネット側 通信相手機器にソケットアプリケーションが必要とありますが、どういう事ですか?
Enetシリーズは、通常TCP/IPプロトコルを使用してイーサネット機器と通信を行います。
たとえば、Windows98のPCとEnetが通信を行う場合、Enetシリーズより受信したTCP/IPデータをどのように扱うのか(画面に表示/集計/ファイル出力等)または、PCよりどのようなTCP/IPデータをEnetシリーズに送信するのか?等は、ユーザ様システム固有の処理となります。
導入システムに合わせたソケットアプリケーションが必要となります。ソケットアプリケーションはWindows環境であれば、マイクロソフト社のVC++やVB、ボーランド社のDelphi等で作成が可能です。

Enetシリーズを対向で使えますか?
現在使用中のRS232Cのアプリケーションをなるべく変更せずに、イーサネットを使い伝送距離の延長をはかりたいのですが。
Enetシリーズは、TCP/IPによる通信を行いますので当然Enetシリーズ同士でも通信が行えます。(対向で使用出来ない機種もございます。お問い合わせ下さい。)
既存のRS232Cアプリケーション資産を生かした形で以下のような接続が可能です。
(システムによりRS232Cアプリに若干の修正が必要な場合があります。)


Enetシリーズを基板のみで購入して自社機器内に組み込みたいのですが、可能でしょうか?
可能です。(一部不可能な機種もございます。)
詳細については弊社ユーザサポートまでご相談ください。

Enetシリーズをテストしたいのですが、貸出機の制度はありますか?
各モデルともに貸出機の制度をご用意しております。 弊社営業部までご連絡ください。

Enetシリーズの仕様変更は可能でしょうか?
どのような仕様変更も可能というわけにはいきませんが、基本的にカスタマイズもお受けしております。
仕様変更内容をご相談の上、お見積もりを差し上げます。 弊社営業部までご連絡ください。
Enetシリーズはクライアントまたはホストどちらの動作も可能なのですか?
どちらも可能です。 基本的に以下のような動作となります。

1. 通信条件設定モード(プログラムモード)にて通信相手のIPアドレスを設定します。通信相手は最大18件まで登録可能。
上記で設定の通信相手IPよりTCP/IPコネクション開設要求があった場合、ホストの動作となります。
2. Enet側よりコネクション開設を行う場合は、クライアント動作となります。
コネクションを開設するには、例えばEnet−Rであれば”@OPENnn+CR+LF”という開設コマンドをRS232Cより受信するとnn番目のテーブルに設定された相手IPへ接続を行います。

Enetシリーズを使用して通信を行う場合の注意点はなんですか?
RS232Cで通信の場合、特別なハンドシェークを使用していない場合はすぐデータ通信可能ですが、TCP/IP通信の場合 データ通信に先立ってTCP/IPコネクションを開設するという手順が必要になります。 
正しく開設が行われた後でないとデータ通信出来ません。
また、RS232Cはバイト単位のデータ通信ですがTCP/IPの場合パケット単位の通信になります。
従って、Enetシリーズに接続されたRS232C機器よりデータを受信の場合はあらかじめEnetシリーズに設定したパケット化の単位によりイーサネット機器に送信されます。

1. デリミタコードの受信(CRコードやLF等)
2. タイムアウト(データ受信がとぎれてから指定のタイマ時間経過後、それまでに受信のデータを送信)
3. 1460バイト受信時に1パケット送信。

RS232C機器から送出されるデータにデリミタコードが付く場合は1.の設定をバイナリデータの可変長伝送の場合は、2.の設定をEnetに行います。

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