1. Enet-HDLC-ROHS(RS232C)
Enet-HDLC/AC(RS232C)
RS232 チャンネルの Dsub25 ピンは、DTE 配列に準拠しています。
パソコン等の DTE 配列の端末機器と接続する場合は、クロスケーブルとなります。
モデム等の DCE配列の端末機器と接続する場合は、ストレートケーブルとなります。
ピン番号 | 信号名 | 方向 | 説明 |
1 | FG | – | フレームグランド |
2 | TXD | → | 送信データ |
3 | RXD | ← | 受信データ |
4 | RTS | → | 送信要求 |
5 | CTS | ← | 送信可能 |
6 | DSR | ← | データセットレディ |
7 | SG | – | シグナルグランド |
8 | CD | ← | キャリア検出 |
15 | ST2 | ← | 送信信号エレメントタイミング |
17 | RXC | ← | 受信信号エレメントタイミング |
20 | DTR | → | データターミナルレディ |
22 | RI | ← | リング |
24 | ST1 | → | 送信信号エレメントタイミング |
※ Enet-HDLC-RoHS では、8 番 CD 入力、22 番 RI 入力は意味を持ちません。
4 番 RTS、5 番 CTS、6 番 DSR、20 番 DTR は仕様上未使用です。
また、4 番 RTS 及び 20 番 DTR は電源投入後、稼働状態で常に有効となります。
2. Enet-HDLC-ROHS(RS422)
Enet-HDLC/AC(RS422)
RS422 チャンネルの Dsub15 ピンは、以下の配列となっております 。
接続する相手機器に合わせて結線する必要があります。
ピン番号 | 信号名 | 方向 | 説明 | |
1 | FG | – | フレームグランド | |
2 | TXD+ | → | 送信データ+ | |
3 | RTS+ | → | 送信要求+ | |
4 | RXD+ | ← | 受信データ+ | |
5 | CTS+ | ← | 送信可能+ | |
6 | RXC+ | ← | 受信信号エレメントタイミング+ | |
7 |
ST+ |
→ | TCLK=1選択時 | 送信信号エレメントタイミング+ |
← | TCLK=2選択時 | 送信信号エレメントタイミング+ | ||
8 | SG | – | シグナルグランド | |
9 | TXD- | → | 送信データ- | |
10 | RTS- | → | 送信要求- | |
11 | RXD- | ← | 受信データ- | |
12 | CTS- | ← | 送信可能- | |
13 | RXC- | ← | 受信信号エレメントタイミング- | |
14 |
ST- |
→ | TCLK=1選択時 | 送信信号エレメントタイミング- |
← | TCLK=2選択時 | 送信信号エレメントタイミング- |
◆7,14 番ピン ST+ ,ST- は Enet-HDLC-RoHS の設定により入出力が切り替わります。ご注意下さい。
◆3,10 番ピン RTS+ ,RTS- は Enet-HDLC-RoHS 電源投入時に Ready となります。
◆15 ピン NC は未設続です。
◆相手 HDLC と論理が逆の場合があります。この場合は、同じ信号名で EnetHDLC-RoHS の(+)と
相手の(-)を接続するとうまく通信できる可能性があります。
3. Enet-HDLC/PLL(Dsub25/V.24 モデル)
Enet-HDLC/PLL チャンネルの Dsub25ピンは、DTE配列に準拠しています。
パソコン等のDTE配列の端末機器と接続する場合は、クロスケーブルとなります 。
モデム等のDCE配列の端末機器と接続する場合は、ストレートケーブルとなります。
ピン番号 | 信号名 | 方向 | 説明 |
1 | FG | – | フレームグランド |
2 | TXD | → | 送信データ |
3 | RXD | ← | 受信データ |
4 | RTS | → | 送信要求 |
5 | CTS | ← | 送信可能 |
6 | DSR | ← | データセットレディ |
7 | SG | – | シグナルグランド |
8 | CD | ← | キャリア検出 |
15 | ST2 | ← | 送信信号エレメントタイミング |
17 | RXC | ← | 受信信号エレメントタイミング |
20 | DTR | → | データターミナルレディ |
22 | RI | ← | リング |
24 | ST1 | → | 送信信号エレメントタイミング |
※ Enet-HDLC/PLL では、8番CD入力、 22番RI入力は意味を持ちません。
4番RTS、5番CTS、 6番DSR、 20番DTRは仕様上未使用です。
また、 4 番RTS及び 20番DTRは電源投入後、稼働状態で常に有効となります。
4. Enet-HDLC/PLL(Dsub15/X.21モデル(DTE配列))
Enet-HDLC/PLL チャンネルのDsub15 ピンは、以下の配列となっております。
接続する相手機器に合わせて結線する必要があります。
ピン番号 | 信号名 | 方向 | 説明 | |
1 | FG | – | フレームグランド | |
2 | T(A) | → | 送信データ A | |
3 | C(A) | → | コントロール A | |
4 | R(A) | ← | 受信データ A | |
5 | I(A) | ← | インディケーション A | |
6 | S(A) | ← | 信号タイミング A | |
7 |
ST(A) |
→ | TCLK=1選択時 | 送信信号タイミング A |
← | TCLK=2選択時 | 送信信号タイミング A | ||
8 | SG | – | シグナルグランド | |
9 | T(B) | → | 送信データ B | |
10 | C(B) | → | コントロール B | |
11 | R(B) | ← | 受信データ B | |
12 | I(B) | ← | インディケーション B | |
13 | S(B) | ← | 信号タイミング B | |
14 |
ST(B) |
→ | TCLK=1選択時 | 送信タイミング B |
← | TCLK=2選択時 | 送信タイミング B | ||
15 | NC |
◆ 7,14 番ピ ン ST(A) ,ST(B)は Enet-HDLC/PLL の設定により入出力が切り替わります。
ご注意下さ い。
◆ 3,10番ピン C(A) ,C(B) は Enet-HDLC/PLL 電源投入時に Ready となります。
◆ 15 ピ ン NC は設続です。
※従来の弊社Enet-HDLCシリーズのDsub15ピンの製品とは配列・論理が異なりますので
ご注意下さい。
5. Enet-FR/232 のHDLCチャンネルの RS232C は Dsub25ピンメスです。
ピンアサインは以下のようになっています。
ピン番号 | 信号名 | 方向 | 説明 |
1 | FG | – | フレームグランド |
2 | TXD | → | 送信データ |
3 | RXD | ← | 受信データ |
4 | RTS | → | 送信要求 |
5 | CTS | ← | クリアツセンド |
6 | DSR | ← | データセットレディ |
7 | SG | – | シグナルグランド |
8 | CD | ← | キャリアデ゙テクト (未接続) |
15 | ST2 | ← | 送信同期信号 |
17 | RXC | ← | 受信同期信号 |
20 | DTR | → | データターミナルレディ |
24 | ST1 | → | 送信同期信号 |
※ Enet-FR/232 では、8 番 CD 入力、22 番 RI 入力は意味を持ちません。
4 番 RTS、5 番 CTS、6 番 DSR、20 番 DTR は仕様上未使用です。
また、4 番 RTS 及び 20 番 DTR は電源投入後、稼働状態で常に有効となります。
6. Enet-FR/X21 チャンネルのRS422は、DTE配列でDsub 15ピンメスです。
ピンアサインは以下のようになっています。
ピン番号 | 信号名 | 方向 | 説明 |
1 | FG | – | フレームグランド |
2 | T(A) | → | 送信信号 |
3 | C(A) | → | 制御信号 |
4 | R(A) | ← | 受信信号 |
5 | I(A) | ← | 表示信号 |
6 | RC(A) | ← | 信号エレメントタイミング |
7 | ST(A) | * | 送信クロック |
8 | SG | – | シグナルグランド |
9 | T(B) | → | 送信信号 |
10 | C(B) | → | 制御信号 |
11 | R(B) | ← | 受信信号 |
12 | I(B) | ← | 表示信号 |
13 | RC(B) | ← | 信号エレメントタイミング |
14 | ST(B) | → | 送信クロック |
15 | NC |
注2) *の信号方向は、TCLK=1の時は出力信号、TCLK=2の時は入力信号となります。
注3) 表中の表記で、RC(A)、RC(B)は、X21規格では各々S(A)、S(B)と表記されます。
7. Enet-FX チャンネルは Dsub15 ピンメスです。
ピンアサインは以下のようになっています。
ピン番号 | 信号名 | 方向 | 説明 | |
1 | FG | – | フレームグランド | |
2 | TXD+ | → | 送信データ+ | |
3 | RTS+ | → | 送信要求+ | |
4 | RXD+ | ← | 受信データ+ | |
5 | CTS+ | ← | 送信可能+ | |
6 | RXC+ | ← | 受信信号エレメントタイミング+ | |
7 |
ST+ |
→ | TCLK=1選択時 | 送信信号エレメントタイミング+ |
← | TCLK=2選択時 | 送信信号エレメントタイミング+ | ||
8 | SG | – | シグナルグランド | |
9 | TXD- | → | 送信データ- | |
10 | RTS- | → | 送信要求- | |
11 | RXD- | ← | 受信データ- | |
12 | CTS- | ← | 送信可能- | |
13 | RXC- | ← | 受信信号エレメントタイミング- | |
14 |
ST- |
→ | TCLK=1選択時 | 送信信号エレメントタイミング- |
← | TCLK=2選択時 | 送信信号エレメントタイミング- |
◆ 7,14 番ピン ST+、ST-は Enet-FX の設定により入出力が 切り換わります。
ご注意下さい。
◆ 3,10 番ピン RTS+、RTS-は Enet-FX のプログラムモード設定、CS= の設定
に依存します。CS= 0 設定時は常に OFF です。 CS= 1 設定時は常に ON です。
◆ 15 ピン NC は未設続です。