FAQ Enet-485FA

FAQ Enet-485FA

コマンド例 @PROG の後に LF CR がありますか?これが ないとコマンドとし
て認識されません。
コマンドを送出の機器のシリアルチャンネル通信条件(ボーレート )と Enet –
485/FA に設定の通信条件はあっていますか?
プログラムモードでデリミタタイムアウトの項目が TIM= 0.01等の短い時間で設
定されていませんか?
コマンドをターミナルソフト等で手入力の場合、全てのコマンド文字を送信しな
いうちにタイムアウトとなりコマンドとして解釈されません。

上記のケースの場合、ソケットプログラム側よりコネクション開設/終了をしています。
この場合、ソケット側がクライアント型となります。この場合、同じ相手(IP/PORT)に対
しての接続には2分間の待ち時間が必要であるというプロトコル上の決まりがあります。
待ち時間を無くすには、ご使用のマシン環境やプログラム環境での対応が必要となります。
メーカーにお問い合わせ下さい。
尚、Enet-485/FA 側よりコネクション開設/終了を行った場合も同様の動作となります。
待ち時間を変えるには、プログラムモード内 2/3 ページの WAIT=120(単位秒)の設定を
変更します。値の変更はユーザ様の責任において実行して下さい。

どちらも可能です。基本的に以下のような動作となります。
1.通信条件設定モード(プログラムモード)にて通信相手の IPアドレスを設定
します。通信相手は最大18件まで登録可能。上記で設定の通信相手IPより
TCP/IP コネクション開設要求があった場合、ホストの動作となります。
2.Enet 側よりコネクション開設を行う場合は、クライアント動作となり
ます。コネクションを開設するには、例えば Enet-485/FA であれば
“@ OPENnn L CR F “という開設コマンドを RS485/RS422 より受信すると、
nn 番目のテーブルに設定された相手 IP へ接続を行います。

1.Enet-485/FA の PORT 番号は正しく設定されていますか?
Enet-485/FA では 、TCP/IP ソケットと通信するには、プログラムモー
ド内で自機IP、PORT(ソースポート番号)と相手IP、PORT(デストネーショ
ンポート番号)が必要です。これらをご確認下さい。また、PORT番号はデ
フォルトで 0000 (Hex)となっており、0000 (Hex)のままでは未設定の扱い
となります。
TCP/IPソケット側よりコネクション開設(クライアント型)を行う場合、
Enet-485/FA の相手 PORT (デストネーションポート番号)には仮の値を
設定して下さい。相手よりの開設要求パケットの相手PORT Noより自動取
得します。
2.PORT番号の 設定方法を確認して下さい。
Enet-485/FA では PORT 番号の指定は全て16 進表記で行います。
一方、ソケットプログラムで相手ポート番号を指定する場合は、10 進表記
をご使用されているケースがよくあります。従って Enet-485/FA の
ソースポート No を 1000 (16 進)と指定した場合、ソケットプログラム内
での 10 進数表記による開設要求先であるEnet-485/FA のポート No は
4096 (10 進)とする必要が あります。

Enet-485FA は、通常TCP/IPプロトコルを使用してイーサネット機器と通信を
行います。たとえば、Windows PC と Enet が 通信を行う場合、Enet-485FA よ
り受信したTCP/IPデータをどのように扱うのか(画面に表示/集計/ファイル書
き込み等)または、PC よりどのような TCP/IP データを Enet-485FA に送信す
るのか?等は、ユーザ様システム固有の処理となります。導入システムに合わせ
たソケットアプリケーションが必要となります。ソケットアプリケーションは
Windows 環境であれば、マイクロソフト社の VC++や VB、ボーランド社の
Delphi 等で作成が可能です。

UNIX マシン、FreeBSD、WindowsPC 等との接続実績があります。

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