Enetシリーズを使用して通信を行う場合の注意点はなんですか?

RS232Cで通信の場合、特別なハンドシェークを使用していない場合はすぐデータ通信可能ですが、
TCP/IP通信の場合 データ通信に先立ってTCP/IPコネクションを開設するという手順が必要になります。 
正しく開設が行われた後でないとデータ通信出来ません。
また、RS232Cはバイト単位のデータ通信ですがTCP/IPの場合パケット単位の通信になります。
従って、Enetシリーズに接続されたRS232C機器よりデータを受信の場合はあらかじめEnetシリーズに
設定したパケット化の単位によりイーサネット機器に送信されます。

1.デリミタコードの受信(CRコードやLF等)
2.タイムアウト(データ受信がとぎれてから指定のタイマ時間経過後、それまでに受信のデータを送信)
3.1460バイト受信時に1パケット送信。
※RS232C機器から送出されるデータにデリミタコードが付く場合は
1.の設定をバイナリデータの可変長伝送の場合は、2.の設定をEnetに行います。


Category: Enetシリーズについて

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